特別展 全点一挙初公開
日本最大の婚礼調度
―さちぎみ様のお嫁入り―
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関白近衛家の養女・福君(さちぎみ)(1820~40)が天保7年(1836)、数え17歳で尾張徳川家11代斉温(なりはる)に嫁いだ際の婚礼調度は、両家の家紋と菊の折枝を散らした蒔絵の調度品で「菊折枝調度」と呼ばれます。三棚(さんたな)をはじめ乗物などの調度品80余件のほか雛道具120余件、書画などが一括して現存しており、日本最大規模の数を誇る江戸時代の大名婚礼調度です。
本展では、嫁いでわずか4年、数え21歳という若さでこの世を去った福君の生涯に光を当てつつ、その婚礼調度を初めて一斉公開します。今なお燦然と輝きを放つ菊折枝調度の全貌を探り、かつ往時における公家と大名家の豪華で華麗な婚礼を再現します。福君の雛道具が展示される「尾張徳川家の雛まつり」とあわせて、ぜひご覧ください。
主な展示品
概要
会期 | ~ |
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開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日<但し、3月20日(月)は開館、翌21日(火)は休館> |
観覧料 |
一般 1,200円・高大生 700円・小中生 500円 |
主催 | 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫・中日新聞社・NHK名古屋放送局 |
協力 | 名古屋市交通局 |
展覧会図録 | 『日本最大の婚礼調度』 300円(税込) |
関連企画 |
姫君 満喫プラン |
資料 |
企画展チラシ(PDF:15.6 MB)[更新日:
] 展示作品リスト(PDF:482.3 KB)[更新日: ] |