徳川美術館内でのペンライト使用について
ツイッター等で作品鑑賞の際のペンライトの使用についてご質問等が寄せられましたので、お答えいたします。
ペンライトは一定時間、一定部位に、場合によっては強い光を当てることになるため、光に対して脆弱な染織品・絵画類に対する使用はご遠慮いただいております。 金属品・陶磁器など、光の影響が少ない作品に関しては制限しておりません。ただし、ペンライトの使用を認めるのは、あくまでも他のお客様の鑑賞の妨げにならない範囲に限ります。今回のように展示室が大変混み合っている中、整列して順番に多方向から刀剣を鑑賞されている状況では、お一人が特定部位にペンライトを当てることは、 他の方向から鑑賞しているお客様にとっては熟覧の妨げとなりますし、強いライトを当てた場合には、単眼鏡で作品を鑑賞されているお客様の視覚に影響を与えかねません。そのため、ペンライトを当てているお客様には学芸員がご遠慮いただくよう注意喚起することもございます。
なお、どの作品がペンライトを使っての鑑賞が可能なのかについては、展示室におります案内スタッフ等にお尋ねください。
ご来館いただくすべての皆さまに気持ちよくご観覧していただけるよう、スタッフ一同今後も日々努めてまいります。ご理解の程お願い申し上げます。
徳川美術館