桃山の名画
~
ICOM KYOTO 2019(国際博物館会議京都大会/ 2019年2019年9月1日~7日)を記念し、
徳川美術館が所蔵する桃山の名画の中から、重要文化財の4作品を一挙公開します。
見どころ
今回の特集展示「桃山の名画」で紹介する「豊国祭礼図屏風」「本多平八郎姿絵屏風」「遊楽図屏風(相応寺屏風)」「歌舞伎図巻」は、いずれも重要文化財に指定されている近世初期風俗画の名品です。
風俗画とは、祭礼や行事といった大きなテーマの中、現実に生きる人々の生活や風俗を描き出すジャンルです。人々の声や息づかいまでもが聞こえてくるような生き生きとした絵には、その時代の空気が見事に凝縮されています。とりわけ、16世紀後半から17世紀初頭に生まれた風俗画は、長い戦乱の世から解放され、「憂世」ではなく「浮世」として現世を生きる人々の喜びが満ちあふれています。
夏季特別展「合戦図―もののふたちの勇姿を描く―」の作品との対比もお楽しみください。
概要
公開期間 | ~ |
---|---|
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日<祝日の場合は直後の平日> |