孔雀図<br /><small>増山雪斎筆</small>

孔雀図
増山雪斎筆
くじゃくず

松の太い枝に片足を上げた孔雀がたたずむ姿を描いています。作者の増山雪斎(せっさい)は伊勢長島藩主であった増山正賢(まさかた/1754~1819)のことであり、文人大名として有名です。たくさんの絵画作品を残しており、多くは長崎風の濃彩花鳥画です。本図は装飾性と端正さが同居した名作と評価されています。

※展示期間:2025/2/1~3/2

【江戸時代 19世紀 名古屋市博物館蔵】