継色紙<br />「おほそらの」 <br /><small>伝小野道風筆</small>

継色紙
「おほそらの」 
伝小野道風筆
つぎしきし

継色紙は「寸松庵(すんしょうあん)色紙」「升(ます)色紙」とともに三色紙と呼ばれ、古筆の中でも特に珍重された古筆です。雄渾かつ軽快な運筆、墨継ぎによる濃淡の美しさ、余白と散らし書きとの調和など、並々ならぬ力量をみせる名筆です。

【岡谷家寄贈 平安時代 10~11世紀】