![木曽川通絵図 巻四<br /><small>片野温 写(原本:神谷勘右衛門筆)</small>](https://www.tokugawa-art-museum.jp/exhibits/planned/items/1443266c13afec2e110125ae023bc1f8525e5e7e.jpg)
木曽川通絵図 巻四
片野温 写(原本:神谷勘右衛門筆)
きそがわとおりえず
王瀧川(おうたきがわ)と荻曽川(おぎそがわ)の合流地点より下流の川を木曽川と呼びます。この絵図には、木曽山から伐り出した材木が名古屋に至るまでの木曽川流域の景観を描いています。巻四の巻末は、最終的に堀川と合流し太平洋へ流れ込む地点にある白鳥役所(名古屋市熱田区)が描かれ、ここは木曽川で運搬された材木の集散地でした。
【徳川林政史研究所蔵 昭和16年(1941) 原本:江戸時代 享保12年(1727)】