企画展 極める!江戸の鑑定
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美術品の真贋や価値を評価する「鑑定」には、画題や製作地・製作者などを見極める専門的な知識が必要とされます。江戸時代には、刀剣の本阿弥(ほんあみ)家をはじめ、刀装具の後藤家、書蹟の古筆(こひつ)家、絵師の狩野家・住吉家、茶道の各家元たちによって、それぞれの分野の鑑定が行われていました。
本展では、鑑定の対象となった作品と、鑑定結果を示す折紙(おりがみ)・極札(きわめふだ)・箱書(はこがき)などから、科学分析用の機材や記録用の鮮明な写真すらなかった時代に行われた鑑定の様相に迫ります。
主な展示品
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中殿御会図
伝藤原為氏筆 -
烏丸光廣添状
寛永四年仲秋
(藤原定家自筆書状「山門状」附属) -
刀 無銘 郷義弘 名物 五月雨郷
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茶入之次第
伝小堀遠州筆 -
千宗旦竹茶杓
銘 二人静 -
黒樂茶碗 銘 横槌
伝樂二代目長次郎作
概要
会期 | ~ |
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開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日 ※ただし7月17日(月・祝)は開館 |
観覧料 |
一般 1,600円・高大生 800円・小中生 500円 |
主催 | 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 |
関連企画 |
■土曜講座 ■学芸員の見どころトーク |
資料 |
企画展チラシ(PDF:1.9 MB)[更新日:
] 展示作品リスト(PDF:674.4 KB)[更新日: ] |