特別展・企画展

特別展 大蒔絵展―漆と金の千年物語

漆で絵を描き、金粉や銀粉を蒔きつけて文様をあらわす「蒔絵」は日本文化において長きにわたり理想美の象徴であり続けています。本展では、平安時代の蒔絵の名品をはじめ、鎌倉時代の手箱、江戸時代の蒔絵を代表する国宝「初音蒔絵調度」や琳派様式の蒔絵、江戸から近代にかけて活躍した名工による作品などに加えて、現代の人間国宝の作品にいたるまで選りすぐりの蒔絵の名品をご紹介します。さらに国宝「源氏物語絵巻」をはじめとした物語絵巻や屏風、書跡などもあわせて展観し、日本人が追求した美の系譜をたどります。
 本展はMOA美術館・三井記念美術館・徳川美術館の私立3館による共同開催です。


◆ 大蒔絵展公式サイトはこちら ◆

概要

会期
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日 ※GW期間:5月2日(火)~5月7日(日)は休まず開館
観覧料

一般 1,600円・高大生 800円・小中生 500円
(企画展「能の世界―神・男・女・狂・鬼―」展と共通)
※20名様以上の団体は一般200円、その他100円割引
※毎週土曜日は小・中・高生入館無料
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主催 徳川美術館・MOA美術館・三井記念美術館・朝日新聞社
協力 〈後援〉國華社・漆工史学会・日本工芸会
〈協力〉あいおいニッセイ同和損保・名古屋市交通局
展覧会図録 公式図録『大蒔絵展―漆と金の千年物語―』3,300円(税込)オンラインショップはこちら
記念講演会

■「蒔絵の魅力―初音の調度を中心として」
講 師:室瀬和美氏(重要無形文化財「蒔絵」保持者)
日 時:2023年4月15日(土)午後1時30分~3時(午後1時開場)
会 場:徳川美術館講堂
参加費:2,000円(入館料別途要)
定 員:70名(事前申込制/先着順)【満席につき受付を終了しました】

関連企画

■本格体験講座
「漆芸家に学ぶ! 世界に1つだけの蒔絵オリジナルスプーンをつくろう!」
講師:
安藤源一郎氏(漆芸家・日本工芸会正会員)
鵜飼 敏信氏(漆芸家・日本工芸会正会員)
日時:2023年4月23日(日)
[午前の部]午前10時30分~午後12時30分
[午後の部]午後2時~4時
定員:各10名(事前申込制/先着順)【満席につき受付を終了しました】
参加費:11,000円

■土曜講座
「源氏物語絵巻と初音の調度―二つの国宝に見る日本の伝統美―」
学芸部部長代理 吉川美穂
2023年4月22日(土)午後1時30分~3時(午後1時開場)
会場:講堂/定員:70名(事前申込制/先着順)
土曜講座の詳細はこちらをご覧ください。

■学芸員の見どころトーク
担当学芸員がここみてポイントやこだわりポイントをお話しします。
2023年5月14日(日)午後2時~2時30分(開場:午後1時30分)
会場:徳川美術館講堂
定員:70名 ※当日会場にて先着順・入館者聴講自由

資料 企画展チラシ(PDF:2.8 MB)[更新日: 新しいウインドウで PDF を開きます
展示作品リスト(PDF:660.4 KB)[更新日: 新しいウインドウで PDF を開きます