五十三次名所図会 丗九
岡崎 矢はき川やはきのはし(竪絵東海道)
ごじゅうさんつぎめいしょずえ さんじゅうきゅう
おかざき やはぎがわやはぎのはし(たてえとうかいどう)
矢作橋は東海道一の長さを誇り、豊橋の吉田大橋、大津の瀬田唐橋と並び、東海道三大橋といわれました。竪長画面で高さが強調され、川辺から橋の上を仰ぎ見るようにまとめ、覆い被さってくるような高さを存分に表現しています。
【江戸時代 安政2年(1855) 大判 個人蔵】