駿府御分物之内 色々御道具帳
十一冊の内
すんぷおわけもののうち いろいろおどうぐちょう
徳川家康(1543~1616)の9男である尾張家初代義直(1600~50)へ分与された、家康の遺品「駿府御分物」の目録の内の一冊です。尾張家に伝存するの最も古い道具帳です。本帳には、掛物(掛軸)が23点記録されており、その内、現在徳川美術館に伝わっている唐絵は、玉澗筆「遠浦帰帆図」の1点のみです。
【江戸時代 元和4年(1618)】