国宝
源氏物語絵巻
宿木(二)
げんじものがたりえまき やどりぎ
巻子装への改装後初公開。
【場面解説】
匂宮(におうのみや)は、夕霧(ゆうぎり)の娘・六君(ろくのきみ)を妻に迎えることとしました。匂宮の子どもを宿した身重の中君(なかのきみ)はこれを聞き苦悩します。匂宮と六君との婚姻三日目の朝、まさに「さかりの花」と見える六君の陽の光に映しだされた姿をはじめて見て、匂宮はますます魅せられていきます。
【平安時代 12世紀(展示期間:2021年11月13日~11月30日)】