国宝
源氏物語絵巻
橋姫
げんじものがたりえまき はしひめ
【場面解説】
光源氏の異母弟・八宮(はちのみや)は、二人の姫君、大君(おおいぎみ)・中君(なかのきみ)とともに宇治の山荘に隠棲して、仏道三昧の日々を送っていました。薫(かおる)は八宮と知り合い、法(のり)の友として交友を深めていました。宇治通いも3年になる晩秋、八宮の留守に訪れた薫は、有明の月のもと、箏(そう)の琴と琵琶(びわ)を合奏する美しい姉妹、大君と中君の姿を垣間見ます。
【平安時代 12世紀(展示期間:2021年11月13日~11月30日)】