唐胴鶴香炉・菊折枝蒔絵香炉台 からどうつるこうろ・きくおりえだまきえこうろだい
長い頸(くび)をひねり、芦(あし)の葉を踏んで立つ鶴を象った大型の香炉です。羽根部の取り外しができ、胴部で香を焚く構造で、羽根の間に設けられた三日月状の隙間と嘴(くちばし)から香りが漂う仕組みです。しなやかな曲線を描く細い頸や丸みを帯びた胴など、優美な姿を良く捉えており、鶴特有の気品を醸し出しています。
【俊恭院福君(尾張家11代斉温継室)所用 江戸時代 19世紀】
長い頸(くび)をひねり、芦(あし)の葉を踏んで立つ鶴を象った大型の香炉です。羽根部の取り外しができ、胴部で香を焚く構造で、羽根の間に設けられた三日月状の隙間と嘴(くちばし)から香りが漂う仕組みです。しなやかな曲線を描く細い頸や丸みを帯びた胴など、優美な姿を良く捉えており、鶴特有の気品を醸し出しています。
【俊恭院福君(尾張家11代斉温継室)所用 江戸時代 19世紀】