特別展 刻を描く 田渕俊夫
~
日本画家・田渕俊夫(1941~)は、日本絵画に伝統的な装飾性と精神性を高いレベルで両立させている希有(けう)な存在です。日常の営みの中に悠久の時間を感じるという田渕の芸術の根幹は、15年にわたる愛知県立芸術大学在籍時代の活動を通じて急速に確立されていきました。日本美術院理事長となり、文化功労賞を受賞して、まさに画壇の重鎮となった今も、日本画のポテンシャルの高さに気づかせてくれる作品を生み出し続けています。
当地域と浅からぬ縁のあることから、日本美術の優品を豊富に所蔵する徳川美術館で展覧会を開催することとなりました。新作を含め、画家自薦による作品を紹介いたします。
令和元年の新天皇即位にかかる「大饗の儀」で披露された、「悠紀地方風俗歌(ゆきちほうふぞくうた)屏風」も出品予定です。
主な展示品
概要
会期 | ~ |
---|---|
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日、ただし5/3(月)は開館、5/6(木)は休館 |
観覧料 |
一般 1,400円・高大生 700円・小中生 500円 |
主催 | 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫・中日新聞社・日本経済新聞社 |
協力 | 名古屋市交通局 |
展覧会図録 | 「田渕俊夫画集 刻を描く」(求龍堂/2021)2,750円(税込) |
記念講演会 |
■作家来館記念対談「刻を描く」 日 時:令和3年4月18日(日)午後1時30分~3時(開場:午後1時) |
関連企画 |
■担当学芸員の見どころガイド ■YouTubeにて、担当学芸員が展覧会の見どころを動画でわかりやすく紹介します。 |
連携企画 |
■徳川美術館・メナード美術館相互割引 |
資料 |
企画展チラシ(PDF:3.5 MB)[更新日:
] 展示作品リスト(PDF:631.7 KB)[更新日: ] |