企画展 竹―日本の美―
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四季を通じて青緑を保ち真っ直ぐに育つ竹は、清らかさや繁栄の象徴と考えられてきました。特に中国では、寒中でも緑を保つ松や花を咲かせる梅とともに、高潔さの象徴である「歳寒三友」の一つとして愛されました。日本では、竹は榊などとともに神事で用いられる一方で、『竹取物語』などの文学作品にも登場します。また高い強度と柔軟性をあわせ持ち、環境によって色・姿を変える竹は、古くから現代にいたるまで、生活のなかのさまざまな工芸品に用いられ、しばしば絵画や工芸品のモチーフにもなっています。竹は日本人にとって最も身近な植物の一つと言えるでしょう。
本展では、竹にまつわるさまざまな作品から、竹とともに育まれた日本の美意識を探ります。
主な展示品
概要
会期 | ~ |
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開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし1/11は開館、1/12は休館) |
観覧料 |
一般 1,200円・高大生 700円・小中生 500円 |
主催 | 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 |
関連企画 |
■担当学芸員の見どころガイド |
資料 |
企画展チラシ(PDF:3.4 MB)[更新日:
] 展示作品リスト(PDF:711.9 KB)[更新日: ] |