源氏物語絵巻 橋姫<br />十五巻の内一巻

国宝

源氏物語絵巻 橋姫
十五巻の内一巻
げんじものがたり はしひめ

国宝「源氏物語絵巻」は、12世紀前半に白河院・鳥羽院を中心とする宮廷サロンで製作されたとみられる、現存最古の源氏絵です。絵は「作り絵」という当時の描法で、「引目鉤鼻(ひきめかぎはな)」、「吹抜屋台(ふきぬきやたい)」の手法などにより、物語の抒情性や登場人物の心理の動きまでもがみごとに描き出されています。昭和7年(1932)に巻子装から額面装とされた徳川美術館所蔵分は、平成28年(2016)から5年にわたり保存上の観点から本来の巻子装に戻されました。今回改装後、初公開します。

徳川美術館所蔵の国宝「源氏物語絵巻」各帖の詳しい内容はこちらからどうぞ。

【平安時代 (展示期間:2020/11/26~12/13)】