武太夫物語絵巻
三巻の内 下巻
ぶだゆうものがたりえまき
寛延2年(1749)7月、備後国三次(みよし)(現・広島県三次市)の16歳の少年、生稲平太郎(いけいねへいたろう)(武太夫[ぶだゆう])は、ある日、友人と肝試しに百物語をします。その後、一ヶ月にわたってさまざまな妖怪が現れるものの、平太郎はまったく動じず、しまいには魔王にその勇気を讃えられたという物語です。本品の他にも絵本・絵巻など数多くの作例が遺されています。
【江戸時代 19世紀 ※会期中巻き替えあり】