釈迦三尊像<br /><small>(黒漆厨子入)</small>

釈迦三尊像
(黒漆厨子入)
しゃかさんぞんぞう

釈迦如来は、仏教の開祖であり、紀元前5世紀ごろにインドで活躍したゴータマ・シッダルタのことです。開祖として宗派を問わず信仰され、その遺骨である舎利(しゃり)も尊重されています。本品は寛保元年(1741)、八代宗勝(むねかつ)が国家安穏のため、日蓮曼荼羅(十界曼荼羅)・『法華経』八帖とともに名古屋城天守に納めた釈迦三尊像とみなされています。

【江戸時代 18世紀】