黒地子犬に雪持万年青文筥迫 くろじこいぬにゆきもちおもともんはこせこ
万年青(おもと)は一年中緑の葉をつけ、赤い実の成ることから、長寿を祝う正月の贈答品として珍重されました。安産や多産の象徴である犬とともに組み合わされることで、子孫繁栄や長寿を願った吉祥図案となっています。金刺繡がいかにも豪華ですが、正面に目線を向けた子犬の愛らしさが際立っています。
【江戸~明治時代 19世紀】
万年青(おもと)は一年中緑の葉をつけ、赤い実の成ることから、長寿を祝う正月の贈答品として珍重されました。安産や多産の象徴である犬とともに組み合わされることで、子孫繁栄や長寿を願った吉祥図案となっています。金刺繡がいかにも豪華ですが、正面に目線を向けた子犬の愛らしさが際立っています。
【江戸~明治時代 19世紀】