象牙小犬根付

象牙小犬根付 ぞうげこいぬねつけ

象牙は耐久性があり、きめが細かいため緻密な細工に適し、縞目の変化や半透明の乳白の色調が美しいことから、古くより牙彫工芸品の材料として洋の東西を問わず珍重されてきました。日本で象牙細工といえば、根付が有名で、小さいながら技巧を凝らした品も多く、当時の人々の遊び心がうかがえます。

【江戸時代 18-19世紀】