四季草花文金銀玉石螺鈿蒔絵小沈箱

四季草花文金銀玉石螺鈿蒔絵小沈箱 しきそうかもんきんぎんぎょくせきらでんまきえこじんばこ

高さ5.8センチの沈箱の中に、さらに小さな重香合(じゅうこうごう)と炷空入(たきがらいれ)を入れ子に納めるように作られています。炷空入は、やきものの壺をかたどった形です。大粒の金粉を散らしたなかに、金銀や螺鈿、玉石を用いて、四季の草花を蒔絵であらわしています。同趣の小箱がフランス王妃マリー・アントワネットのコレクションに含まれています。

【江戸時代 17-18世紀】