刀 金象嵌銘 延寿国資 本阿(花押)

刀 金象嵌銘 延寿国資 本阿(花押) かたな きんぞうがんめい えんじゅくにすけ ほんあ(かおう)

尾張家3代綱誠(つななり)の20男・通春(みちはる)(宗春(むねはる))が、6代継友(つぐとも)の死去により家督を相続すると同時に、8代将軍吉宗より一字を拝領して、従三位中将に叙任された享保16年(1731)正月19日に吉宗から拝領した刀です。末期養子(まつごようし)のため、家督継承と偏諱下賜(へんきかし)を兼ねており、家督継承時のならいで宗春から吉宗へは「備前高綱(びぜんたかつな)の刀」が献上されました。
〔徳川吉宗(8代将軍)下賜・徳川宗春(尾張家7代)拝領〕

【南北朝時代 14世紀】