国宝
源氏物語絵巻
蓬生
げんじものがたりえまき
よもぎう
徳川美術館では、2012年より、最新の保存修理技術によって「国宝 源氏物語絵巻」を巻物の形に戻す取り組みを進めています。額面から巻物の姿への修復を終え、詞書(ことばがき)と絵とが響き合う本来の姿によみがえりました。
雨上がりの夜、源氏と惟光は通りがかりの荒れはてた屋敷が末摘花邸と思い出し、露を払いつつ屋敷に入る場面。
【平安時代 12世紀 徳川美術館蔵(2018年12月4日~12月16日展示)】