古瀬戸肩衝茶入 銘 筒井<br />大名物

古瀬戸肩衝茶入 銘 筒井
大名物
こせとかたつきちゃいれ めい つつい

安土桃山時代の大名で、大和筒井城・郡山城主(共に奈良県郡山市)の筒井順慶(つついじゅんけい・1549~84)が持っていたことにより、この銘がつきました。順慶は、信長に従い数々の戦いに参陣しました。天正10年(1582)の本能寺の変後、明智光秀と羽柴秀吉が対峙した山崎の合戦では、静観の態度を徹底し、その後は秀吉に臣従しました。

【筒井順慶・徳川家康・徳川義直所用 室町時代 15世紀】