中礼服

中礼服 ちゅうれいふく

明治19年(1868)に婦人の礼式の西洋服装が規定され、大礼服(マント・ド・クール)・中礼服(ローブ・デコルテ)・小礼服(ローブ・ミー・デコルテ)・通常礼服(ローブ・モンタント)に分けられました。翌20年には皇后が初めて大礼服を着用し、新年朝拝に臨みました。本品は一般のイブニングドレスに相当し、宮中の晩餐会や夜会に着用されました。

【昭憲皇太后着用 明治時代 19世紀 文化学園服飾博物館蔵】