菊御紋卓布

菊御紋卓布 きくごもんたくふ

「御寺御所(おてらごしょ)」と呼ばれる大聖寺(だいしょうじ)、「竹の御所」と呼ばれる曇華院(どんげいん)をはじめとする尼門跡寺院は、内親王や公家の女性が入寺し受け継がれ、皇族の方々が自ら施入した調度品や遊戯具、人形など皇室ゆかりの遺品が数多く伝えられてきました。本品は明治天皇から昭憲皇太后に贈られました。

【明治天皇より下賜 明治時代 19世紀 大聖寺門跡蔵】