黒漆梅鉢紋付蓬萊蒔絵
碁盤・将棋盤・双六盤
くろうるしうめばちもんつきほうらいまきえごばん・しょうぎばん・すごろくばん
碁・将棋・双六の三種の盤上遊戯具は、一揃いで「三面(さんめん)」と呼ばれ、大名の婚礼調度には欠かせない道具でした。本品は、加賀藩重臣の本多家伝来の道具として三面揃いで伝わりました。各盤の四側面および碁笥(ごけ)、将棋の駒箱には、黒漆地に金銀の蒔絵や金貝で松竹梅と鶴亀の蓬萊文を表し、梅鉢紋を散らしています。平成19年(2007)に寄贈されました。
【加賀本多家伝来 内田家寄贈 江戸時代】