御干菓子御見本

御干菓子御見本 おんひがしごみほん

武家や公家、豪商など、上流層の献上品や下賜品などに好まれた上菓子(じょうがし)は注文される際、現代のカタログのように菓子見本帳が使用されました。尾張徳川家には計6冊の見本帳が伝来し、花鳥風月のモチーフを象った美しい蒸菓子と干菓子が収録されています。

【江戸時代 名古屋市蓬左文庫蔵】