菊折枝蒔絵乗物 きくおりえだまきえのりもの
大名夫人が使用する駕籠(かご)は「女乗物(おんなのりもの)」と呼ばれ、蒔絵で装飾される約束ですが、総梨子地の乗物は本品を含め現存作例は四挺しか知られていません。いずれも葵紋付のため、将軍もしくは御三家ゆかりの最高級仕様だったとみられます。
【江戸時代 18世紀 転陵院好君・俊恭院福君所用】
大名夫人が使用する駕籠(かご)は「女乗物(おんなのりもの)」と呼ばれ、蒔絵で装飾される約束ですが、総梨子地の乗物は本品を含め現存作例は四挺しか知られていません。いずれも葵紋付のため、将軍もしくは御三家ゆかりの最高級仕様だったとみられます。
【江戸時代 18世紀 転陵院好君・俊恭院福君所用】