太刀 銘 長光<br />名物 津田遠江長光

国宝

太刀 銘 長光
名物 津田遠江長光
たち めい ながみつ めいぶつ つだとおとうみながみつ

織田信長の愛刀で、天正10年(1582)6月の本能寺の変後、明智光秀が安土城より奪い、家老の津田遠江重久(つだとおとうみしげひさ・ 1549~1634)に与えたと伝わる太刀です。津田は後に仕えた加賀前田家3代利常(としつね)にこの刀を贈り、利常から5代将軍綱吉へ献上されて、徳川将軍家の所有となりました。長光は備前長船派の祖・光忠(みつただ)の子で、技量は父に迫るといわれています。

【織田信長・明智光秀・津田重久所持 鎌倉時代 13世紀】