白地青海波に紅葉文縫箔

白地青海波に紅葉文縫箔 しろじせいがいはにもみじもんぬいはく

銀の摺箔で同心の半円形を互い違いに重ねてあらわした青海波の上に、肩から裾にかけて型染めと摺箔・刺繡でもみぢを置いています。赤一色ではなく、緑や黄、青、金と様々にあらわされたもみぢの色は、時の移ろいの中で変化していく葉を表現しています。

【江戸時代 18世紀】