毛作り人形 犬
徳川米子(尾張家19代義親夫人)所用
けづくりにんぎょう いぬ
とくがわよねこ(おわりけ19だいよしちかふじん)しょよう
張り子の地に、絹糸でできた毛をそろえて貼り込み、犬や兎などの動物をかたどった可愛らしい人形で、動物の何気ないしぐさを的確にとらえています。徳川米子さま(1892~1980)の所用で、大小合わせて40匹以上の「毛作り人形」が一括して伝えられています。雛まつり展では、毎年米子さまの雛段に飾られています。
【近代 20世紀】