企画展示 対極の美 白と黒がおりなす世界
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白と黒は、すべての色彩の極限にある色です。
対極をなす一方で、その濃淡により無限の階調が生み出され、最も単純でありながら、二つの色が織りなす世界は実に美しく豊かです。
日本では、白は清浄・長寿を象徴し、冠婚葬祭の場を彩りました。
黒は日本画には不可欠な墨の色であり、深く艶やかな黒が好まれた工芸では、発色に工夫が重ねられました。
白と黒、拮抗し互いに響き合う美の世界と色の秘密を、絵画や陶磁・漆工・金工など多彩な切り口で探ります。
主な展示品
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能面 白式尉・黒式尉(伝越智吉舟作)
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四季花鳥図屏風 六曲一双の内左隻 狩野探幽筆
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時代不同歌合絵 伊勢・清輔 伝冷泉為之筆
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白天目 徳川将軍家伝来 大名物
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重要文化財
織部筒茶碗 銘 冬枯
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牡丹文堆黒盆
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丸橋図透鉄鐔 銘 武州住恒忠
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銀溜白糸威具足 徳川義直(尾張家初代)所用
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白羽二重産衣 徳川綱誠(尾張家3代)誕生服
概要
会期 | ~ |
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開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日<但し、7月20日(月)は開館、翌21日(火)は休館> |
観覧料 |
一般 1,200円・高大生 700円・小中生 500円 |
主催 | 徳川美術館・日本経済新聞社 |
協力 | 名古屋市交通局 |
関連企画 |
ギャラリー・トーク(担当学芸員が展示解説します。) |
資料 |
企画展チラシ(PDF:723.1 KB)[更新日:
] 展示作品リスト(PDF:305.8 KB)[更新日: ] |