注連に鶯図 鳥居清忠筆 しめにうぐいすず とりいきよたかひつ
新春の一コマであろう、ユズリハと紙垂(しで)をつけた注連縄(しめなわ)に鶯が止まる様子を淡い色彩で瀟洒に描く。ユズリハは、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てられて正月の縁起物とされた。
【明治-大正 19-20世紀】
新春の一コマであろう、ユズリハと紙垂(しで)をつけた注連縄(しめなわ)に鶯が止まる様子を淡い色彩で瀟洒に描く。ユズリハは、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てられて正月の縁起物とされた。
【明治-大正 19-20世紀】