歴代聖賢図巻 下巻

歴代聖賢図巻 下巻 れきだいしょうけんずかん

中国の歴史上、伝説上の著名な聖人・賢人・名君・貞女などの人物や行状を主題として、善を勧め悪を戒める目的で描かれた、いわゆる勧戒図である。女性向けの賢夫人や孝行の故事が入ることから、嫁入調度本として製作されたとみられる。巻物の末尾には、松樹の下に集う七福神が集い、めでたい場面で締めくくられている。

【江戸時代 17世紀】