山水に鷺蒔絵色紙箱

山水に鷺蒔絵色紙箱 さんすいにさぎまきえしきしばこ

伝統的な蒔絵の技法を駆使して、山水・鷺・耕穫など、四季折々の光景が描かれている。蓋表の白鷺は銀高彫(たかぼり)で埋め込まれており、製作当初は白く輝いて金の地に映えたのであろう。蓋と身の内側も同様の技法により、四季の花鳥および山水を配したさまざまな意匠の扇面が描かれている。

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【江戸時代 17世紀】