鶴亀図平水指<br /><small>樂長入(樂家7代)作</small>

鶴亀図平水指
樂長入(樂家7代)作
つるかめずひらみずさし

全体に白釉(はくゆう)が掛かり、側面には鉄絵(てつえ)で亀が描かれた水指である。蓋には蒔絵(まきえ)で鶴があらわされている。これらを合わせて吉祥の鶴亀となるよう、趣向の凝らされた品である。樂長入(1714~70)は京都の陶家・樂家の7代で、技巧的な作にも試みた人物である。

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【岡谷家寄贈 江戸時代 18世紀】