建盞天目

建盞天目 けんさんてんもく

天目は、口縁部がいったんすぼまってから広がり、全体に漏斗(ろうと)のような形をした、高台の低い茶碗をいう。建盞とは、中国・福建省の建窯(けんよう)で作られた、天目の代表的な品である。日本では、鎌倉時代から室町時代にかけて多数請来(しょうらい)し、珍重された。

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【中国・南宋時代 12-13世紀】