雨龍透彫刀子<br />銘 康継作之

雨龍透彫刀子
銘 康継作之
あまりゅうすかしぼりとうす
めい やすつぐこれをつくる

刀工・越前康継(1554~1621)は近江国下坂(現・滋賀県長浜市)出身で、慶長元年(1596)に越前国(現・福井県)へ移住した。その後、家康から「康」の字を賜って康継と名乗り、また葵紋を茎(なかご)に切ることを許され、将軍家のお抱え工となった。
本品は柄に龍を透彫りしており、身には葵紋が彫られている。

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【江戸時代 17世紀】