上り藤馬標 のぼりふじうまじるし
馬標は長柄(ながえ)の先に趣向を凝らした奇抜な作り物を据え、陣中で大将の居場所を示すために用いられた。本品は尾張徳川家初代義直(よしなお/1600~50)が用いた馬標で、藤の花房を上向きに形作っている。花弁は紙に金箔を押して作られており、非常に軽い。
【江戸時代 17世紀】
馬標は長柄(ながえ)の先に趣向を凝らした奇抜な作り物を据え、陣中で大将の居場所を示すために用いられた。本品は尾張徳川家初代義直(よしなお/1600~50)が用いた馬標で、藤の花房を上向きに形作っている。花弁は紙に金箔を押して作られており、非常に軽い。
【江戸時代 17世紀】