黄天目 きてんもく
「唐物黄天目」の現存作例として極めて貴重である。「黄天目」は、『君台観左右帳記』では「灰被(はいかつぎ)に紛るる物」とされ、「灰被」に類するが別種の茶碗と認識されていた。本作品は、名称は「黄天目」であるが、白色系の粗い土は、福建省の窯が想定されている灰被とは異なり、産地も別であると考えられる。
【中国・南宋~元時代 13-14世紀】
員数: 一口
法量: 高6.4 口径10.8 高台径3.0
「唐物黄天目」の現存作例として極めて貴重である。「黄天目」は、『君台観左右帳記』では「灰被(はいかつぎ)に紛るる物」とされ、「灰被」に類するが別種の茶碗と認識されていた。本作品は、名称は「黄天目」であるが、白色系の粗い土は、福建省の窯が想定されている灰被とは異なり、産地も別であると考えられる。
【中国・南宋~元時代 13-14世紀】
員数: 一口
法量: 高6.4 口径10.8 高台径3.0